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七福神とヱビス様とお多福

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七福神

実は、七福神の中で、日本でお生まれの神様は、ヱビス様だけです。
その他の6体の神様は、インドや中国、その他の国ご由来など、世界からお集まりになられています。
また、宝船に集まれば更に縁起よく、なんとダイバーシティにとんだ和に象徴であろうと感じます。
「和をもって尊し」を象徴するかのようなお姿です。

ヱビス様

恵比寿様、戎様とも呼ばれるえびす様には諸説あります。
出雲の大国主様の御子息とも、その他の説もお有りですが、共通して言えることは、西宮地でお暮らしになられ、漁を営み西宮を豊かに繁盛させた神様であられ、「商売繁盛」「五穀豊穣」「豊漁」などの神様として、全国3000にも及ぶ神社でお祀りされています。
そお過ごしになられた地、西宮には、総本山として「西宮神社」があり、ヱビス様、荒ヱビス様が鎮座されておられます。

神無月と神在月

旧暦の神無月、11月頃。日本中の神様は良縁をお作りになられるために出雲にお集まりになられます。神が全国からいなくなるために神無月と呼ばれるという言い伝えですが、金毘羅様や、ヱビス様はじめ数人の神様は、出雲に出向かずお残りになり、日本を見守られておられます。

めで鯛

目出鯛とも書かれ、その名からも古来から縁起が良いとされる鯛。江戸時代には「鯛の鯛」と呼ばれる、鯛の形をした鯛の骨を持ち歩くことで、「金運アップ」「厄除け」など開運の縁起物として重宝されました。
鯛を手に、もう片方の手には釣り竿をお持ちのヱビス様は、世界中の神々と共に社会を豊かに導く象徴のような神様のお一人のようにも感じます。

御神影

えびす大神様の総本社である当西宮神社では、えびす大神様(西宮神影)と大国主大神様(大国神影)と田の神様(五穀神影)の絵が描かれる、「おみえ(透かし入り)」をお配りになられています。
神棚に、毎年重ねて貼り合わせる風習があり、恒例の行事となっています。

八福神とお多福

世界遺産「清水寺」をはじめとする、七福神に「お多福」さまをあわせ八福神としてお祀りされるところもあり、神恩和食千隆には、お多福さまも、どこかにひっそりとおられます。
日本の方なら、一度は聞いたことがあるあの場所に。